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2014.10.21

顎関節症1

こんにちは、衛生士の久保です。すっかり秋になり、果物が美味しい季節ですね。

 

今回は、顎関節症についてです。顎関節症は、顎関節や咀嚼筋などの疼痛、関節音、開口障害や顎運動異常を症状とする病気です。(耳の痛み、耳閉感、難聴、めまい、眼精疲労、頭痛、や首・肩こりなどの症状が出る時もあります。)

原因は、複合的なものが多く、

異常な開閉口運動・ブラキシズム(歯ぎしり)・合わない被せものや義歯の装着などが原因の噛み合わせの異常や筋緊張によるものと言われています。

また、大開口・笑い・歌唱・寝違え・頬杖などの生活習慣や、仕事の変化と肉体的心理的ストレスの相乗作用によって起こるとも言われています。

 

顎関節症の治療は、原因の除去をする治療法が主となり、顎の安静や咬合異常の整復を目的としたスプリント療法、薬物療法、理学療法、鍼治療などがあります。

スプリント療法は、いわゆるマウスピースを利用する事で噛み合わせを調整する方法です。「前噛み」「奥噛み」などによる顎への負担を減らす効果があるため、治療法として一般的です。