ブログ

2019.02.12

電子タバコ

こんにちは、歯科医師田村です。

寒いです。乾燥がすごいです。

 

最近通常のタバコが電子タバコに替わってきていますね。

非喫煙者としては、そして医療人としては、煙が少なくなったことや火元が外に出ていないため子供の顔付近のやけどの危険性の低下など、通常のタバコよりは周囲の人に及ぼす害が少ないのかなと、わからないながらにも思います。

 

ところが、アメリカにおいては電子タバコが破裂するなどの事故が発生しているようです。

20代男性が顔面付近での電子タバコの破裂により、その破片が頸動脈に刺さって死亡してしまった、というニュースを見ました。

恐ろしい話ですね。

従来品より良いとされていたものが凶器にもなり得るとは・・・

 

喫煙者の皆さん、健康のためであるとともに、身の安全のために禁煙してください!

 

⚠ちなみに歯科的にはタバコは歯周病を悪化させることが知られています。

タバコを吸うことで歯肉の中の細い血管が収縮し血流が悪くなります。

血液の中には細菌に対抗する物質が含まれているため、血流の悪化と共に細菌に対する抵抗力が減じてしまうのです。

タバコの臭いと歯周病の臭いが相まって、口臭を発生させてしまうこともあります。