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2014.08.05

口内炎がよくできる

衛生士 久保です。

連日、猛暑日が続きますが、みなさま夏バテなどしてないでしょうか。

夏休みや、イベントが沢山ある季節ですので、体調管理に気をつけたいものです。

今日は、そんな忙しい時期になりやすい口内炎のお話しです。

 

痛くて、しみる口内炎。なかなか治らなくて困ることもしばしば。

口内炎とは、口腔粘膜に見られる炎症による病変ですが、一般的なのは口腔粘膜に小さな潰瘍が見られるアフタ性口内炎です。

表面が白っぽくまわりを赤く囲まれたクレターのような丸い形をしていて、痛みをともない、一度に1個から数個できます。

通常は、1、2週間ほどで自然治癒します。

症状は、発熱、熱感、接触痛、嚥下痛、下あごの下のリンパ腺の腫れと痛みなどです。

原因は、ウイルスまたは細菌感染、自己免疫反応、内分泌異常、栄養障害(鉄、ビタミン、葉酸などの欠乏)、消化器疾患などがありますが明らかなものではありません。そして口内炎を誘発するものとして、疲労•ストレス•女性の性周期などが考えられます。

治療法としては、局所に副腎皮質ステロイド軟膏、貼付錠あるいは貼付膜などで対応します。また、うがい薬の使用は、炎症を抑えるため有効です。

確実な予防法は今の所ありませんが、過労・便秘・胃炎などの消化器疾患あるいは精神的ストレスなどに注意し、栄養バランスのとれた食習慣に基づいた規則正しい生活の維持をこころがけましょう。