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2023.04.07

根管治療によって天然歯を保持するメリットについて

根管治療によって天然歯を保持するメリットについて

 

 

オリオン歯科 飯田橋ファーストビルクリニックです。

今回は、根管治療を行うことで自分の歯を残す利点について、わかりやすく説明していきたいと思います。

 

【天然歯を保つ利点】

1:自身の歯が残ることができる
2:インプラントなどの「歯を失った場合の治療」を先延ばしにできる可能性がある

 

自分の歯を残すことができるという点は、非常に大きなメリットと言えるでしょう。なぜなら、一度失った歯は二度と元に戻ることはありません。

ただし、「インプラントなどの治療を先延ばしにする」という点については、慎重に考慮する必要があります。インプラント治療の成否は患者さんによって異なるためです。具体的には以下のような要因が考慮されます。

 

・患者さんの口の中の状態
・インプラントを埋めた際の骨の状態
・埋め込み後の生活習慣(メンテナンスやブラッシングも含む)
・糖尿病などの全身疾患の有無

 

インプラント治療の5年生存率は97%を超えるため、成功率は非常に高いと言えます。しかし、10年後や20年後の状況は予測が難しいです。年齢を重ねることで口内環境も変化し、どのように変化するかを予測することは困難です。

 

そこで、「インプラントは最終手段であり、できるだけ先延ばしにした方が良い」という考え方が生まれるわけです。

ただし、若い方は口の中の状態が良好であることが多く、インプラント治療の成果に大きく影響することも確かです。

実際に、治療を先延ばしにして高齢になってからインプラント治療を受けようとすると、口の中の状態が悪くなって治療ができないケースも少なくありません。

そのため治療方法についてはかかりつけの歯科医と慎重に話し合い、選択していきましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 
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《 オリオン歯科 飯田橋ファーストビルクリニック 》
住所:東京都文京区後楽2丁目5−1 飯田橋ファーストビル 1F