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当院のインプラント治療について

当院のインプラント治療について

こんにちは、歯科医師田村です。

先週木曜日に国民生活センターからインプラントについての記事が出されました。

「インプラントは義歯やブリッジよりも満足度の高い治療だが、治療費が高額でメインテナンスが必要である」

「患者さんの全身状態をあまり把握せずに、治療に関する説明も不十分なまま行う歯科医も少なからずいる」

といった内容でした。

 

確かに一本あたり何十万円もする治療ですから、患者さん自身も歯科医もお互い慎重になるべきことだと思います。それは何百症例の治療経験を持つ歯科医であっても、そうであるべきだと思います。

しかしこの世の中見渡せば、薄利多売で他院よりは安価な値段でどんどんインプラント治療を行う医院や、自らの持病などによるリスクを考慮して安心であろう大学病院のインプラント科で治療を受ける患者さんなど、いろいろな医院や患者さんがいます。

結局治療を受けるかどうかを決めるのは患者さん自身なので、「ネットの口コミでは悪いこともいくつか書き込みがあったけど、安いからそこに行った」という場合ももちろんあるでしょうが、やはり患者さん自身の見る目を養ってほしいのです。

 

ちなみに当院でのインプラント治療の流れについてご説明しましょう。

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まずは歯の欠損部位の骨の状態や、周囲の歯の状態を見ます。

そして患者さんの年齢や全身状態、お仕事の転勤や転職退職の有無を含めた医院への通院しやすさを伺います。

それらの情報を考慮して、欠損部位の治療法(主に義歯・ブリッジ・インプラントの三択)を提示し、その中でもその患者さんに最もお勧めである治療法をお伝えします。

もちろん全ての選択肢のメリットとデメリットをお伝えするようにしています。

この際、なるべく一般的なお話と共に、その患者さんのその欠損部位の状況に応じたお話をするようにしています。同じ患者さんでも別の部位・状況であれば、こちらからお勧めする治療も変わります。

 

患者さんがインプラントに興味を持たれている場合、三次元画像(CT)を撮影し、その画像と初診時の口腔内写真(普通のカメラで撮影します)を見ながら、インプラント治療を担当する歯科医がインプラント治療についてより詳細にお話します。

 

インプラント治療を受けることが決まった場合、日程を決めます。

治療に関わるスタッフは、通常の担当医・インプラント治療担当医・(歯科麻酔医)・手術時アシスタントとなる歯科衛生士・会計やその他書類準備や日程調整等行う歯科助手・インプラント植立後のかぶせ歯を作る歯科技工士、これらのスタッフがチームとなります。

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これら全てのスタッフが情報を共有し、安全に治療が行えるようにしています。

初診時の問診とは別の、より詳細に全身状態を把握するための問診を取らせていただきます。

そして手術一週間程前に一度来院していただき、手術に関することの再確認および説明を行い、お口の中全体のクリーニングを行います。術前に全体のクリーニングをすることで、細菌を減らして手術前後の感染リスクを低下させ、手術の成功率を向上させます。

またそれと共に、手術三日前から服用していただく抗生物質のお薬をお渡しします。これも感染リスクを最大限に低下させる目的です。

術前・術後の注意事項を見やすくまとめた文書や、手術に対しての準備・心構えを書いた文書もお渡ししています。

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手術にあたり、当院では通常のカルテとは別に「インプラントカルテ」を作成し、通常のカルテと共に保管しております。インプラントの部位・手術年月日・(静脈内鎮静術を行った方は担当麻酔医や薬剤の情報)・埋め込んだインプラント体の種類や製造番号・使用するインプラント固定用ネジの種類・(骨を増やす手術も併用した方はその方法や使用薬剤等の種類)・かぶせ歯の種類や色・かぶせ歯をつけるセメントの種類などが記載されます。

また当院では「ガイドデント」というインプラントの保険会社に加入しておりますので、インプラント治療に対する保証がされていますし、引越や転勤の際には同じくガイドデントに加入している全国の医院で治療を受けることが出来ます。

 

当院ではインプラントおよび全体の歯を長持ちさせるために、定期的なメインテナンスをお勧めしています。

基本的には患者さんご自身の歯磨きスキルやお口の中の状態によって、個々のメインテナンスの期間を設定しております。

どんなにお手入れの行き届いた方でも、半年に一度はメインテナンスを受けていただくことで、ご自身では見ることが出来ない部分をチェックすることが出来ますし、お口の中のことに関心を持ち、良い状態を継続していくためのモチベーション作りにもなります。

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インプラントは決して悪い治療ではありません。患者さんの口の中の状態や全身状態が、インプラント適応条件とマッチしていれば、とても良い治療法なのです。

患者さん側においても、どうぞご自身の状況を把握していただき、どの治療法がベストなのか、インプラントやその他の治療をすることに無理はないのか、その治療を長持ちさせるためにご自身が努力すべきことは何なのか、など考えていただければ幸いです。

 

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