口腔外科とは
食事の発音や会話などに支障をきたしたり審美的な問題が起きたりと、さまざまな悩みが生じます。治療によって口や顔、顎の機能が回復すると、健康的な美しさも取り戻せます。
親知らずの抜歯
確かに、親知らずは周りの歯や歯茎に悪影響を及ぼすことが多い歯ですが、抜かない方がよい場合もあります。まっすぐ生えていてトラブルが起きていないのであれば抜かない方がよいでしょう。
無理に抜くと、噛み合っている親知らずが伸びてきて、噛み合わせがずれたり顎の痛みを引き起こしたりする恐れがあります。
親知らずを抜いた方がいい場合
- 横向気に生えることで隣の歯を押している
- 痛みがある
- 歯茎が腫れている
- 親知らずの一部だけが生えていて傷む
- 親知らずが生えてから頭痛が起きるようになった
- 親知らずが生えてから口臭が強くなった
抜歯後の注意
血の塊が形成されずに骨が露出している状態をドライソケットといい、食べ物がしみるようになるため、早めの処置が必要です。抜歯後に痛みがある場合は、すぐに当院にお越しください。
顎関節症
放置すると顎関節の骨や軟骨が変形することで、口を開け辛くなったり治療期間が長引いたりする恐れがあります。
抜歯後の注意
顎関節症の発症には、生活習慣が関連しているといわれています。
顎関節を防ぐために、次のような習慣をやめることが大切です。
- 歯の食いしばり
- 歯ぎしり
- 頬杖をつく
- 同じ姿勢を長時間続ける
- うつぶせ寝
- 高すぎる枕を使う
- 本やテレビを寝転がって見る
- 下顎を突き出す姿勢を続ける