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2024.05.20

歯周病の事実と誤解:正しい知識で健康な歯を保つ

歯周病の事実と誤解:正しい知識で健康な歯を保つ

 

 

オリオン歯科 飯田橋ファーストビルクリニックです。

 

歯周病は、世界中で多くの人々が悩む口腔健康の問題ですが、その実態については多くの誤解が存在します。正しい知識を持つことで、効果的な予防と治療が可能になります。この記事では、歯周病に関するよくある誤解とその真実について詳しく解説します。

 

1. 誤解:歯周病は高齢者だけの問題

真実:あらゆる年齢層が歯周病になるリスクがあります

 

多くの人は、歯周病が高齢者特有の問題だと考えていますが、これは誤解です。実際には、10代や20代でも歯周病になるリスクがあります。特に不適切な口腔ケアや喫煙、遺伝的要因が影響する場合、若い世代でも歯周病が発生することがあります。

 

2. 誤解:歯茎が出血するのは普通のこと

真実:歯茎の出血は歯周病の初期症状です

 

歯茎が出血することを「普通のこと」と捉える人がいますが、これは歯周病の初期症状であることが多いです。歯茎の出血は、歯茎が炎症を起こしているサインであり、早期に治療を開始することが重要です。出血を放置すると、歯周病が進行し、歯の喪失に繋がる可能性があります。

 

3. 誤解:歯周病は痛みがないから心配ない

真実:歯周病は痛みが出るまで進行することがあります

 

歯周病は初期段階では痛みを伴わないため、気付かないうちに進行してしまうことがあります。痛みを感じる頃には、歯周病がかなり進行している可能性があります。定期的な歯科検診を受けることで、痛みが出る前に歯周病を発見し、治療することができます。

 

4. 誤解:歯周病は一度治療すれば治る

真実:歯周病は慢性的な病気であり、継続的なケアが必要です

 

歯周病は慢性的な病気であり、一度治療しただけでは再発する可能性があります。継続的な口腔ケアと定期的な歯科検診が必要です。治療後も、毎日のブラッシングやフロッシングを怠らないようにしましょう。

 

5. 誤解:歯周病は口の中だけの問題である

真実:歯周病は全身の健康に影響を与えることがあります

 

歯周病は、口腔内の問題だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。歯周病が進行すると、心臓病や糖尿病、低体重児出産などのリスクが高まることが研究で示されています。口腔健康を維持することは、全身の健康を保つためにも重要です。

 

まとめ

歯周病に関する誤解を正し、正しい知識を持つことは、効果的な予防と治療のために欠かせません。あらゆる年齢層が歯周病のリスクにさらされており、早期発見と継続的なケアが重要です。歯茎の出血や痛みがなくても、定期的な歯科検診を受けることで、歯周病の進行を防ぐことができます。
もし、歯周病や口腔健康に関する疑問やご相談がありましたら、ぜひ当クリニックまでお問い合わせください。正しい知識とケアで、健康な口腔環境を一緒に保ちましょう。

 

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