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2022.10.07

すきっ歯になる主な5つの理由とは?

 

オリオン歯科 飯田橋ファーストビルクリニックです。

すきっ歯になると無意識のうちに笑い方がぎこちなくなったり、そもそも口数が減ったりする可能性があります。また、中には手で口元を隠して笑う方もいます。

そこでここでは「すきっ歯になる主な理由」についてお伝えしていきます。
すきっ歯は基本的に歯科医院で治せますから、早めに手を打つことをおすすめします。

 

1:先天性のもの

・先天的に歯が小さい
生まれつき歯の形が悪い、もしくは歯が小さいと、歯間にスキマができやすくなります(つまりすきっ歯)。

・先天的に歯が少ない
通常では生えてくるはずの歯が、なぜか生えない人もいます。するとそこには当然スキマができやすくなります。また、歯が歯茎に埋没していて、そのせいで「すきっ歯」になる場合もあります。
ちなみに人間の歯は通常、上下合わせて28本です。

・上唇小帯(じょうしんしょうたい)の異常
上唇小帯とは「上唇の内側から歯茎を繋ぐ筋」のことであり、上の前歯2本の上のところにあります。乳幼児の頃はこれが長い、または太くても良いのですが、ある程度成長してもあまり変化がないとなると、永久歯が出てくることの邪魔をする可能性があります。
上唇小帯が歯の近くまで到達しているため2本の前歯が離れてしまい、そのせいで「すきっ歯」になるのです。

2:習慣

・指しゃぶり
小さい頃に長く指しゃぶりをしているとすきっ歯になるリスクが上がります。指を入れたときの位置的に内側から歯を押してしまうことになりますから、歯が外に広がりやすくなります。
ですから保護者の方はお子さんの指しゃぶりを早めにやめさせましょう。様々な見解がありますが一般的には、「4歳以降の指しゃぶりは歯並びに影響を及ぼす可能性がある」とされています。

・舌で前歯を押す
前歯を舌で強く押す癖がある方も気をつけなくてはなりません。何回も繰り返していると、前歯にスキマができてしまうかもしれません。

3:歯周病

年齢を重ねるにつれてすきっ歯になってきたという方は、歯周病が原因かもしれません(他の原因と重複している可能性もあります)。
歯周病に陥って歯槽骨(歯の土台となる骨)が溶解すると、歯がグラグラしやすくなります。すると歯間にスキマができやすくなります。

4:歯とアゴのサイズのバランスが悪い

歯とアゴのサイズのバランスが悪いとすきっ歯になるリスクが上がります。
具体的には「アゴのサイズの割に、歯が小さい」もしくは「歯のサイズは並でも、アゴが大きい」となると、すきっ歯になりやすいです。

5:噛み合わせが深すぎる

「噛んだ際に、上前歯によって下前歯がスッポリ隠れる」という状態の方は、「下の歯による力が、上の歯に及びやすい」ため、すきっ歯になるリスクが高いです。
すぐにすきっ歯になるわけではありませんが、放置していると上の前歯が開いて言ってしまう可能性が高いです。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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