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2016.10.28

歯がしみる

初めまして、歯科医師の市川です。

最近、一段と寒くなりましたね。

この時期は風邪を引かれる方が多いと思いますが、体調管理には気をつけていることと思います。

お身体だけでなく、お口の中の管理もとても大事です。

今回は症状でよく聞く、『歯がしみる』ことの原因についてお話しようと思います。

歯を磨く時、冷たいものを飲んだ時、熱いもの含んだ時、甘いものを食べた時など歯がしみたりした事ありませんか?

1. 歯を磨く時しみる

歯と歯茎の境目がピリッとする場合は、歯茎が下がって根の部分が見えてきたころに、よく症状として現れます。この場合、歯磨剤の多用も一つの原因になってることが多いようです。1週間〜1ヶ月間歯磨剤を使わないでみると、症状がおさまることがほとんどです。  
後、適度な力で磨く事です。力を込めてゴシゴシ磨くと歯は削れてしまいます。

2. 冷たい物がしみる

前述で述べたことと同時に起こるのが多いです。治療直後の歯、虫歯になってる歯、歯にひびが入ってる歯などで起こります。歯科医院を受診して知覚過敏のお薬を塗ったり、歯磨剤を使わずに歯ブラシをすることをお勧めします。

3. 熱い物でしみる

この場合は、重度の虫歯があるか、歯の神経がかなりダメージを受けている場合です。噛む力が強い高齢者では、虫歯でなくとも歯にひびが入り割れて症状を起こしている場合もあります。

4. 甘いものでしみる

これは、ほとんど虫歯が原因になっています。痛みがおさまったからと言って安心せず歯科に受診して下さい。

一緒に歯の健康を考えて、治療をしていきましょう。